体を温める「温活」始めよう!美容効果期待大の鍋&温デザートとは?
「冷え」は健康と美容の大敵!からだを温める「温活」は手軽な鍋からチャレンジしよう!
体温が下がってしまうとからだは不調になりやすくなります。
頭痛や肩こり、寝つきが悪くなったりイライラしたり…。
体だけでなく、気持ちや精神的な面でも、冷えは健やかに過ごせない要因になってしまうのです。
そこで注目されているのが「温活」。
運動量を増やしたり、食事を見直すことで体を温め、低くなった体温を上昇させ、理想的な36.4~36.9度程度の体温を目指していきます。
健康面だけでなく、美容面でも温活は重要です。
体温が下がると代謝も落ちてしまうため、肌の調子が整わなかったり、ダイエットの効果も出づらくなったり。
美しくありたいという女性にとって、「冷え」は最大の敵と言っても過言ではありません。
そんな女性にうれしい効果をもたらす「温活」ですが、食事に手軽に取り入れるならなんといってもおすすめは鍋&スープ!
温活食材の栄養を残らず摂ることができますし、沢山の食材を手軽に取り入れられます。
今回は、温活に最適なおすすめの鍋&スープレシピを2点ご紹介します。
☆温活効果満点・タラとたらこの親子キムチ鍋☆
【材料】
スープ:水1リットルに対し、コチュジャン大さじ4、味噌お玉2すくい、ガラスープの素はお好みで
タラ・たらこ・豆腐・ニラ・ネギ・白菜・お好みの野菜(もやしもおすすめ!)・きのこ・しらたき
【作り方】
①材料を食べやすい大きさに切る
②鍋にごま油を熱し、生姜、キムチを炒める。
③スープの材料を加えて、火の通りやすい具材から順に入れる
④ニラ、たらこ、もやしを食べる直前に加えてひと煮たちさせれば完成
【温活食材】
ニラ:ニラに含まれるアリシンがビタミンB1の働きをサポートし、代謝を促してくれます
キムチ:唐辛子成分のカプサイシンで温めてくれます
☆大根と生姜の温活スープ☆
【材料】
こんぶだし500㏄(味はお好みで醤油、酒、白だしなどを加え調整してください)
大根(4分の1)・鶏ひき肉50g
【作り方】
①だしを準備
②大根は1センチ程度の角切りに。生姜は皮ごとすりおろす(絞り汁を使います)
③大根と鶏ひき肉を炒め、だしを注ぐ
④アクを取り、大根に火が通ったら、生姜汁、塩、コショウで味をととのえて完成
※大根とこんぶは相性がいいので、だしを取ったこんぶを刻んで具として活用するのもおススメです。
【温活食材】
生姜…体を温めてくれます。最強の温活食材と言っても良いかもしれません!
スープや鍋は、続くと飽きてしまうこともありますよね。
そんなときにおすすめなのが、スパイスのちょい足し。
生姜や山椒、コショウなどのスパイスを加えると、風味が変わってリフレッシュして続けられます。
温活効果もアップするのでぜひどうぞ!
温活にプラス「菌活」&「根活」で無敵の組み合わせ!最強レシピもご紹介します♪
「温活」にプラスすることで、より健康・美容に効果的になる食材があるのをご存じですか?
しいたけやゴボウ、酒粕などの「きのこ類」や「根菜」そして「発酵食品」です。
きのこや納豆など「菌」類が入った食材を積極的に取る「菌活」。身体を温める食材といわれる根菜類を積極的に食べる「根活」。
どちらも温活同様、からだを温めて美肌にもつながると注目されています。(「菌活」「根活」についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています)
発酵食品も根菜は鍋にもぴったり!
たとえばこちらの石狩鍋のように、全部を取り入れたメニューはいかがでしょうか?
☆酒粕入り・からだの芯から温まる石狩鍋☆
【材料】
こんぶだし1リットルに対して、味噌・酒粕100gくらいが目安(味はお好みで醤油、酒を加え調整してください)
鮭・豆腐・じゃがいも・白菜などお好みの野菜・きのこ(えのきだけ、しめじなどが合います)
【作り方】
①だしを準備
②鮭、豆腐を入れる。野菜はじゃがいもや白菜の芯など火の通りにくいものから順に
③具材が煮えたら、味噌と酒粕を味噌こしを使っていれる
④調味料で味をととのえて完成
【温活食材】鮭:鮭は血行を促し、からだを温めてくれます。アスタキサンチンという抗酸化の成分が含まれているのも嬉しいですね。
【菌活食材】酒粕:酒粕分解ペプチドという成分が冷え対策にも。
【根活食材】じゃがいも:ビタミンCが過熱しても失われにくいため、美肌への効果も期待できます。
デザートもからだを温めるものを!美容効果も高い「薬膳デザート」がうれしい
甘い物が好きな方には「薬膳デザート」での温活もおすすめです。
中国の医学の理論に基づく薬膳料理は、栄養、効果、色、香り、味、形などを兼ね備えた食材を組み合わせることで、効果的にからだを温めることを目指すもの。
医学と聞くと難しそうですが、手に入りやすい食材で手軽に取り入れる方法も沢山あります。
こちらのページでも、取り入れやすい薬膳レシピをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
日本では写真のような甘酒や、生姜湯も温活デザートとして有名なものですね。
今回はそんな馴染みのあるあったかデザートの中から、薬膳も意識したぜんざいをご紹介したいと思います!
☆むくみや便秘にもうれしい温活小豆デザート☆
【材料】
小豆100g
なつめ(乾燥したものでもOK) 20~30個
黒砂糖(量はお好みで)
【作り方】
①洗った小豆となつめを鍋に入れ、2リットルの水を加えて強火にかける
②沸騰したら弱火にし、小豆が柔らかくなるまで火を加える
③黒砂糖でお好みの甘さにととのえて完成
【温活食材】
小豆:むくみをデトックスしてくれるだけでなく、食物繊維のはたらきで便秘対策にも
なつめ:温活作用に加え、鉄分や胃腸をととのえてくれる働きもあります
まとめ
この季節、インフルエンザや風邪なども心配ですが、体温の低下は免疫力の低下にもつながってしまいます。
「温活」に、「菌活」や「根活」を上手に組み合わせることでからだをしっかり温めることができれば、美容の為だけでなく、家族が健康に過ごせることにもつながりますね。
食事は毎日のことですから、無理をしては続きません。
たとえば、お味噌汁の具をきのこやゴボウにすれば「菌活・根活」になりますし、朝食の紅茶に生姜を入れたり、トーストにシナモンをふるだけでも「温活」です。
まずは簡単なことから取り入れて、続けられるとベストです。
日々のくらしの中に手軽に上手に「温活」を取り入れて、健やかに美しくなることを目指してくださいね!