男性目線・女性目線の違いを意識して、おしゃれを楽しもう! 【ヘアスタイル編】
わずかな違いが大きな差となり、印象を左右する
昨年10月の「Beautyコラム」で、ファッションに対する男性目線・女性目線の違いをお伝えしました。
今回は、その第二弾! 「ヘアスタイル」について考えてみましょう。
「わずかな違いが大きな差を呼ぶ」という意味で、容姿に及ぼす影響はファッション以上といっても過言ではないのが「ヘアスタイル」。
前髪を少し切り過ぎただけで印象がガラッと変わってしまい、…うわっ、どうしよう、と焦っても、あとの祭り。「ちょっと短いです」と美容師さんに訴えたところで切った髪を復元できるはずもなく、あとは伸びるまでじっと我慢の日々。ファッションと違い、失敗したら後戻りできないのが辛いところです。
そして、ヘアスタイルにもやっぱりつきまとう「男女の感覚差」。女性同士には、とても洗練されているように感じるスタイルも、男性から見れば、よさがわからない、ということが少なくありません。
女性が思う「洗練」は、老けて見える可能性が高い!?
男性から不評をかってしまうヘアスタイルの代表例をあげてみました。
■ベリーショート 「女らしさが足りない」「よほど美人じゃないと似合わない」
■ぱっつん前髪 (眉毛が見える場合)「色気がない」「子どもっぽい」、(眉毛が隠れる場合)「怖い」「性格がキツそう」
■巻き髪 「ケバい」「遊んでいそう」「ワガママそう」
■ポンパドール 「リーゼントを思い出す」
■おだんご 「おばあさんみたい」
■ひっつめ 「地味」「所帯じみている」
■ボブ (前髪あり)「子どもっぽい」「ちびまる子ちゃん」「ヘルメット」、(前髪なし)「実年齢より上に見える」「我が強そう」
“おだんご”なんて、すごくかわいくて、カジュアルファッションのアクセントにも効果的なのに。
スッキリと“ひっつめ”にした女性がオシャレなメガネをかけて、シンプルニットにデニム、カシミヤのチェックストールを合わせていると、このうえなく都会的に見えて、まねしたくなるのに。
…でも、ファッション同様、男性と女性では「トレンド」「垢抜け」「洗練」の捉え方に大きなギャップがあるようです。
では、男性はどのようなヘアスタイルが好きなのかといえば、案の定「ナチュラルなストレートロング」「さらさらのセミロング」などが圧倒的な支持を受けています。おもな訴求ポイントは、上品・清楚・明るい、の3点です。
だれもが美人に近づく! ひし形マジック
さて、男性に好まれる髪型を目指すかどうかは別として、ヘアスタイリングには、各々の顔の欠点を補い、だれもが美人に近づく法則があるのをご存知ですか。髪型は、顔をふちどる「額縁」のようなもの。その形をどうするかで顔の印象は大きく変わってきます。美人に近づくためには、額縁を含めたシルエットを「縦長のひし形」にすること! それが、美人への近道です。
顔の形はおよその目安として、卵、ベース、丸、面長、逆三角形の5タイプに分かれます。それに合わせて全体のシルエットが菱形になるように髪型を調整していけば、ベストバランスの完成! あこがれのタレントさんの髪型をまねたのにイメージがまったく違って見える…それも顔型の違いによるところが大きいそうです。図を参考にして、ご自身が一番美しく見えるシルエットを追求してみましょう。