男性目線・女性目線の違いを意識して、おしゃれを楽しもう! 【ファッション編】
「主観」と「客観」のバランスがポイント
朝、大慌てで服をコーディネートして電車に駆け込み、ふうっとひと息。安心したのも束の間、ガラスに映る自分のシルエットがモッサリ見えることに気づき、テンションは急降下。1日中、冴えない気分で過ごすはめになった、…なんて経験はありませんか?
ファッションって難しいですよね。「どう見られるかより、着ていて心地よいと思えることが大切」とされる一方、「モテ服」や「男ウケ」を追求する記事も人気。「主観」と「客観」の狭間で常に揺れ動き、TPOも大事となると、面倒くさくて、なんでもいいや、とサジを投げてしまいたくなります。
さらに事態を複雑にするのが「男女の感覚差」。一説によると“街で見かける女性の8割はヘンな格好をしている”と男性は感じているのだとか。特に、流行りモノが背負うリスクは甚大です。近年、男性に「理解不能」と言わしめた代表的な流行りモノをピックアップしてみました。
男性が理解しがたい「流行りモノ」
■レギンス 「足軽を連想する」「股引と何が違うの?」「下着を見せているのと同じ」
■チュニック 「マタニティウェアにしか見えない」「おばさんくさい」
■トレンチコート 「刑事みたい」
■ポンチョ 「てるてる坊主かよ」「聖歌隊?」
■ハイウエストパンツ 「プロレスラー?」「カッコわるい」
■ムートンブーツ 「エスキモー」「風呂掃除するとき履くやつ」
■チュールスカート 「まんま、洗顔ネット」
■手首にバンダナ 「ケガの応急処置をしているの?」
うまいこと言うね! と、つい感心したくなりますが、これは大喜利ではありません。直感的に、そう見えた、つまり、本気で“珍妙に見えている”のです。
新規の流行りモノに遭遇するたび、今度はなに!?と戸惑い、「もしかして、おふざけなのでは?」「…そういうコスプレとか?」と頭の中はぐるぐる。触れてよいのかどうかさえ迷う、というのが多くの男性の本音です。
変幻自在にコーディネートを楽しんで
もちろん男性の中にも「レギンスはカワイイ」「ムートンブーツはあり!」と発言する少数派は存在します。でも、女性の思うオシャレと、男性の思うオシャレとのあいだに大きな隔たりがあるのは事実。「男って、オシャレが理解できないのね」とスルーするのも手ですが、意中の彼に“奇妙なかっこ”と思われないためにも、男性目線と女性目線の違いを理解しておきましょう。
男性への訴求ポイント/シンプル・女性らしさ・清潔感
女性への訴求ポイント/トレンド・その人らしさ・こなれ感
男性は、「白のブラウスに淡色のスカート、以上」といったシンプルなコーディネートを好みます。女性としては、ものたりない・アクセントがなくボケている・垢抜けないと感じ、「差し色をイン」「インパクトアクセをオン」と、ひと工夫したくなるところ。
でも、デートのときは“引き算”が成功への近道です。
ファッショナブルであることを「センスがよい」と評価してくれるのは女性だけ。男性には、「ゴテゴテしている」「センスがない」と思われかねません。
また、男性のいう「シンプル」には、シルエットがコンパクトにまとまっていることも含まれます。つまり、ある程度、体のラインがわかることも重要なポイントのひとつ。
シルエットが緩くなった途端、「おばさんくさい」「野暮ったい」としか見てもらえなくなるため、体型に自信が持てなくても隠し過ぎないほうが好印象です。
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「男性目線と女性目線は相容れないもの」と心得て、俯瞰してコーディネートを考えるのは案外楽しいものです。主観を脇に置き、シチュエーションを優先して臨機応変に対応する“コスプレ感覚”を導入。そのぐらい突き放して捉えるほうが、気軽にファッションを楽しめるかもしれません。